MINO Trail Enduro Challenge

MINO Trail Enduro Challenge-2019入賞者

MINO Trail Strong Enduro 11 Winner
●The strong man
ストロング・トモヒコ
ストロング・ユキマサ
ストロング・マコト
ストロング・クニヒロ
ストロング・マキヒコ

ソロ入賞
●ソロ男子
1位…福井　哲也　　(2年連続)
2位…武本　晃　　　(連続出場初入賞！)
3位…高垣　大樹　　(連続出場初入賞！)
●ソロ女子
1位…中村　麻季子　(初出場)　
2位…松井　奈穂　　(2年連続2位)
3位…渡辺　恵里　　(連続出場初入賞！)
●ソロ・ジュニア
1位…天野　瑠咲　　(昨年2位)　
2位…峯澤 謙太　　(初出場)

チーム入賞
●チーム総合
1位…シガウマラ族　　(3年連続)
2位…最強のふたり　　(初出場入賞！)

●チームウィメンズ
1位…チームZero　　(3年連続)
●チームミックス
1位…愉快な仲間　　(2年連続)
●チームファミリー
1位…勝川登山部　　(2年連続)

各賞
●ラップ賞…茂山 和生(3年連続)
1周タイム28分

●キッズチャレンジ優勝…國嶋 祥太郎
(初出場・7歳)

●ブービー賞…天野 日湖(6歳・3周)

●応援賞…早川由香里(初スタッフ)

【ソロ総評】
今年はStrongへ参加者が分散したこともあり絶好の入賞へのチャンスの年だったと思います。
その中でも毎年MINO Trail Enduro Challengeに参加されている方々は走り方をわかっているので、女子優勝以外は連続出場されている方々で入賞を独占した年となりました。
また注目だったのは2年連続優勝となった福井さん。福井さんは先のUTMFで体調不良によりDNFとなった直後のレース。どんな走りになるのか心配でしたが、そんな心配をよそにダントツの優勝でした。
女子優勝の中村さんは、あの高山ウルトラの連覇記録更新中のスーパーランナー。初出場ながら全く疲れをみせない走りで総合でも2位となる成績で余裕の走りを見せてくれました。
男子2位の武本さんは3年連続、男子3位の高垣さんは4年連続でソロに出場して見事今回表彰となりました。おめでとうございます。これを励みに来年はもっと上を目指してもらいたいですね。
女子2位には、2年連続の2位となる松井さんが入賞。MINO Trail Enduro Challengeの常連ですが、総合でも3位と大健闘です。
3位にはやはり連続出場中の渡辺さんが、総合7位で入賞でした。
そしてジュニア部門、四年連続出場でMINO Trail Enduro Challengeの顔と言ってもいい、天野瑠咲くんが今年はさらに大人顔負けのとてもソフトで元気な走りで見事に優勝を飾りました。昨年よりタイムも縮めて最後まで安定の走りを披露してくれました。第2位には初出場の峯澤謙太くんが入賞しました。
今回は10時スタートとなり、午後の暑さとも戦う必要がある去年よりハードなシュチュエーションでしたが、参加された皆さんはそれぞれのチャレンジをしてMINO Trail を駆け抜けてくれました。ぜひ、ぜひまた来年、今年のチャレンジを超えるべく多くの皆さんにMINO Trail Enduroをチャレンジして頂きたいと思います。お待ちしております。

【チーム総評】
チームの総合優勝は、3年連続で滋賀県から参加のシガウマラ族チームが見事に今年も優勝。同チームでの3連覇は素晴らしい成績です。茂山さんご夫婦での栄冠となりました。来年はぜひこのシガウマラチームに挑戦すべくどのチームもチャレンジして下さい。
チーム総合2位はチーム入賞の中では唯一初参加だった広瀬さん、遠山さんペアがMINO Trail を7周、トップと14分差での2位でした。
総合表彰チームがともにミックスという結果で、ミックスの層の厚さを感じます。
女子チーム優勝は3年連続でチームZERO。総合でも3位と素晴らしい成績でした。山口さん、長屋さん、中山さん、来年は4連覇がかかります。ぜひチャレンジしてもらいたいですね。
総合表彰以外での、ミックスチームは2年連続で地元美濃市の加納さんとお隣の関市の中西さんのペアが獲得、総合でも6位でした。
またファミリー部門は、こちらも2年連続、大掛ファミリー、チーム名勝川登山部が第1位となりました。小学低学年の2人の娘さんの走りも大人顔負けの走りで、総合でも7位と大健闘でした。
来年、それぞれの部門でディフェンディングチャンピオンとなる各チームの走りをぜひ見てみたいですね。そんな優勝チームのチャレンジを超える気持ちのチームの参加をぜひお待ちしております。

【ストロングエンデューロ解説】
本年度初開催となったMINO Trail Strong Enduro 11 。
MINO Trailの1周5kmのコースを55分以内に帰ってくる。遅くても速くてもそれを11周繰り返す、脱落した者が負けという強さが試される生き残りを競うトレイルランニングレース。11人のチャレンジャーが挑戦しました！
1周目から速めのペーサースタッフに誰も惑わされることなく全てランナーがマイペースで帰ってくる独特の雰囲気。2周、3周と自分のペースと11人のペースを意識するが誰のペースが正解かわからない探り合いの展開。参加者のそんな様子を見てレースディレクターは4周目から急遽1周50分に制限時間を変更。急にペースが上がる多くのチャレンジャー達。
5周、6周、、レースディレクターに疲れているフリをしたり、たんたんと時間ギリギリに帰ってきたり、平均42分くらいで周回する選手達。。そんな中でも気持ち良いラップトップを続けたS-10ストロング・クニヒロは清々しい走りを見せてくれました。9周目に制限時間、49分に変更。。選手はレースディレクターにチャチャを入れる。。10周目、脱落者はまだ1人のみ。制限時間が45分に変更。。それでも平均ラップ41分と10人皆クリア。そして最後の11周、、45分以内に帰ってくれば10人が初代ストロングマン。。そんな最終ラップ、なんとS-3ストロング・マトコがペースを上げて38分、ダントツのトップで戻る。?その後43分に1人、44分に1人、、あと1分…?まだ3人しか帰ってこない。?カウントダウンが始まってなんとか2人のチャレンジャーが生還。。最終周、11周目に起きたペースの遅れ。ペースが落ちなかったストロング・マコトの素晴らしい走り。常にマイペースで周回したS-1ストロング・トモヒコの執念の走り、、時間ギリギリのS-2ストロング・ユキマサとS-12ストロング・マキヒコの激走。。最終周の結末はまさに筋書きのないドラマのようで、観ている者に素晴らしい何かを与えてくれました。残念ながら最終周でストロングマンになれなかったチャレンジャーも含めて最終周がまさにStrong Enduro11の真骨頂でした。
チャレンジした皆さん、本当にお疲れ様でした。ぜひまた来年もっと強いランナーを目指してチャレンジしてみて下さい。またStrong Enduroになるための壁を用意してお待ちしております。

ソロ部門